Last Updated on 2026年1月14日 by teioufusui
先日、地方で風水に関する講演会を行った際、開始前に一人の受講生の方から、次のような質問を受けました。
「先生、これほど AI が進化している今、これから先、お金を払って風水師に、依頼する必要はなくなるのではないでしょうか?」
非常に時代を象徴する、率直な問いだと感じました。
今日はこの質問を借りて、私なりの考えをお話ししたいと思います。

目次
一、なぜ AI は風水師の代わりになれないのか
結論から申し上げます。
AI が真の風水師に取って代わることは不可能です。
主な理由は、次の二つです。
1️⃣ 風水は単なる「知識」ではなく、「帝王学」である
真の風水とは、本質的に「帝王の学問」です。
ここで言う帝王学とは、決して神秘的で誇張された話ではありません。
それは、歴代の帝王たちが自らの政権を盤石にし、統治を安定させるために、天地の運行と人事・環境の配置を密かに活用してきた、一連の実践的な学問を指します。
帝王が追い求めたのは「天人合一(てんじんごういつ)」、すなわち、大地を流れる「龍脈」の力、環境のエネルギーを借りて国運を高め、支配と秩序を安定させることでした。
だからこそ、真に高明な風水が完全に公開されることはありません。
もし敵対勢力が本物の帝王風水を習得してしまえば、政権そのものが脅かされる恐れがあるからです。
その結果、歴史上ある決定的な現象が生まれました。
「真伝は秘して語られず、偽学が広く世に流布する」
本物の帝王風水を隠すため、歴代の王朝はあえて、「もっともらしいが核心を外した」風水理論を民間に広く流しました。
その風水は一見、理にかなっているように見えても、実際には運命を根本から変える力を持たず、時には失敗を早める結果さえ招きます。
それで、こんな状況が生まれました。
違う風水師は、同じ土地を見ても、
正門の位置は
「東が良い」と言う人がいれば、
「南が良い」
「西が良い」
「北が良い」と主張する人もいる。
それぞれの風水の流派が自らの理論を持ち、誰もが「自分こそ正しい」と信じて疑いません。
そもそも風水の流派は何百種類があります。
では、一体誰の言葉を信じるべきなのでしょうか。
2️⃣ AI の「学習ロジック」こそが、風水最大の落とし穴である
AI の基本的な仕組みは、ビッグデータを学習し、帰納的に情報を整理・統合することにあります。
世の中に存在する無数の流派、さまざまな風水師や講師の意見を、AI は区別なく収集し、学習し、まとめ上げます。
その結果、何が出来上がるか。
それは——
「寄せ集めの情報による火鍋」です。
(中身を確認せず、さまざまな食材を無差別に入れて作る鍋料理)
すなわち、「判断軸を持たないまま統合された情報」になります。

例えば、AI に家の風水を尋ねれば、
おそらく次のような答えが返ってくるでしょう。
「この家の正門の位置は、東が良いという説もあれば、
南、西、あるいは北が良いとする説もあります。」
しかし、AI には決定的にできない判断があります。
-
「あなた」という人間
-
「その土地」という場所
-
「今」というタイミング
-
「現在の運気」のフェーズで
これらを総合し、どの選択があなたにとって真の「天人合一」となるのか——環境の力を活かせるか。
AI は決して選び取ってはくれません。
風水とは、「誰にでも当てはまる正解」を探すものではありません。
状況と人に応じて見極める、高度に個別化された「判断の技術」なのです。
AI の根本的な限界は、次の二点に集約されます。
-
知識の真偽や階層(深さ・格)を判別できない。
-
個別事情を踏まえ、結果に責任を持つ判断ができない。
AI が風水師に取って代わることは本質的に不可能なのです。
二、AI に風水を任せることは、むしろ非常に危険である
二つ目の理由は、風水の影響力があまりにも大きいからです。
AI の助言を鵜呑みにして建築配置や風リフォーム工事を行い、もし判断を誤れば、その代償は決して小さくありません。
場合によっては、取り返しのつかない結果を招きます。
ここで一つ、例え話をしましょう。
非常に鋭利な包丁があるとします。
熟練した料理人が使えば、素晴らしい料理を生み出す道具になります。
しかし、その同じ包丁を三歳の子供に渡したらどうなるでしょうか。
包丁をうまく扱うこともできず、料理どころか、自分を傷つけ、周囲の人に危険を及ぼす可能性すらあります。
場合によっては、AI風水 は、その鋭利な包丁と同じ存在です。
風水とは、経験と責任を備えた専門家が扱うべき技術なのです。
実地判断もできず、結果への責任も負わない AI に、風水という重大な決断を委ねることは、極めて危険だと言わざるを得ません。
三、皆様へのアドバイス

もし、人生や事業、経営、あるいは住環境において、本当に行き詰まりを感じているのであれば、どうか風水を軽く扱わないでください。
AI が示す曖昧で、時には前後矛盾するような答えを、安易に信じるべきではありません。
誤った風水の選択は、人生や事業を混乱させ、長期的な衰退を招く恐れがあります。
私はこれまで、数多くの事例を見てきました。
オフィスや住居の環境が不適切だったために運気が下がり、経営がうまく行かなくなったケースは決して少なくありません。
もし最初から正しい風水の方向性を選んでいれば、どれほどの時間、エネルギー、そして試行錯誤のコストを省けたことでしょう。
人生も経営も、もっと早く、安定し、より良い方向へ進めたはずです。
これが、「AI は風水師に取って代われるのか?」
という問いに対する、私の答えです。
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