ビル診断の具体的な判断基準とは?

Last Updated on 2021年5月12日 by teioufusui

こんにちは。

 

帝王風水の王晶です。

 

私は日々経営者たちの売上アップの手伝いのために、風水でビルを診断しております。

 

今回はビル診断の判断基準をお伝えします。

 

建物の向きで風水判断

建物の向きのことを風水では屋向(やこう)と称し、その判断基準は大きく5つに分けられます。

以下に優先順位順に紹介します。

 

 

 

1. 建物に隣接して、より大きな建物または山がある場合
→より大きな建物または山の180度反対の方角を屋向とする。

 

2. 建物に隣接して、海や川がある場合、
→隣接する海や川の方角を屋向とする。

 

3. 1.2の条件に当てはまるものがないが、建物に隣接して、平地で風通しが良く広々とした場所がある場合
→その場所の方角を屋向とする。

 

4. 1.~3.の条件に当てはまるものがない、またははっきりと判断できない場合
→建物の窓の総面積が大きい面を屋向とする。

 

5. 1.~4.の条件のいずれかに当てはまる場合であっても、それを上回り明らかに建物の向き(顔)がわかるようなデザインの場合
→その向きを屋向とする。

 

 

24方位で風水判断

 

上記に関しては専門家の判断が必要ではありますが、平面図が四角形となる建物の場合、4方向のいずれかが屋向になりますので、比較してみて、どの方角から見たデザインが建物の顔といえるか比べてみるのが一番わかりやすいかと思います。

 

また、たとえば公団住宅のような建物は、エントランスは狭く向きもハッキリしませんが、4.の条件からベランダがある側が屋向になります。エントランスの向きではなく、建物全体のフォルムで判断することが重要になります。

 

次に方位ですが、360度を15度ずつ均等に区分した、24方位が基準になります(画像参照)。方位磁針で指すN極(磁北)の方角が0度です。なお、書店で売っている地図上の北は真北ではないため、磁北との間にずれが生じることに注意が必要です。

 

その0度の左右7.5度、合計15度が『子』の方位で、『子』の方位の180度反対側が『午』の方角になります。

 

そして『子』の右隣15度が『癸』、その180度反対側が『丁』の方角になります。このように『子』方位の15度を起点に、時計回りに『子・癸・丑・艮・寅・甲・卯・乙・辰・巽・巳・丙・午・丁・未・坤・申・庚・酉・辛・戌・乾・亥・壬』の順番で計24方位となります。

 

屋向が決定すると、自動的に180度反対側の方位も24方位のいずれかに決まります。この方位のことを坐方位(ざほうい)といいます。

 

坐方位(ざほうい)で風水判断

 

たとえば屋向が0度の『子』であった場合、坐方位は180度反対側である『午』になります。このような建物のことを、風水では『午山子向(うまざんねこう)』の建物と称します。このように、『〇山〇向』の4文字のうち、1文字目に坐方位が、3文字目に屋向が入り、建物の24タイプの名称が決まってきます。

 

この建物の24タイプは、風水でいう『地運』と密接な関係があります。『地運』とは、地球全体の大きな『気』のサイクルのことで、その一番小さい単位が『小運』とよばれる20年の周期です。

 

この『小運』に当てはめると、今年2017年は第八運期間(2004~2023年)に含まれます。吉凶方位はその年がどの『小運』期間に属するかにより変動するのですが、第八運期間では以下のようになります。建物の24タイプごとに、ランキング形式で説明させていただきます。

 

 

建物の24タイプで風水判断

【最大吉】

 

・『丑山未向』:財運・福徳・健康・人材におおいに恵まれる。
・『巽山乾向』:財運・福徳・健康・人材におおいに恵まれる。
・『巳山亥向』:財運・福徳・健康・人材におおいに恵まれる。
・『未山丑向』:財運・福徳・健康・人材におおいに恵まれる。
・『乾山巽向』:財運・福徳・健康・人材におおいに恵まれる。
・『亥山巳向』:財運・福徳・健康・人材におおいに恵まれる。

 

 

【大吉】

 

・『子山午向』:財運・福徳・健康・人材に恵まれる。
・『癸山丁向』:財運・福徳・健康・人材に恵まれる。
・『午山子向』:財運・福徳・健康・人材に恵まれる。
・『丁山癸向』:財運・福徳・健康・人材に恵まれる。

 

 

【吉】

 

・『壬山丙向』:健康・人材には恵まれるが、財運・福徳は普通。
・『丙山壬向』:財運・福徳には恵まれるが、健康・人材の面では普通。

 

 

【半吉】

 

・『甲山庚向』:健康・人材には恵まれるが、財運・福徳に困窮する。
・『卯山酉向』:財運・福徳には恵まれるが、健康・人材の面では苦悩する。
・『乙山辛向』:財運・福徳には恵まれるが、健康・人材の面では苦悩する。
・『庚山甲向』:財運・福徳には恵まれるが、健康・人材の面では苦悩する。
・『酉山卯向』:健康・人材には恵まれるが、財運・福徳に困窮する。
・『辛山乙向』:健康・人材には恵まれるが、財運・福徳に困窮する。

 

 

【小凶】

 

・『辰山戌向』:財運・福徳は普通だが、健康・人材の面で苦悩する。
・『戌山辰向』:健康・人材の面は普通だが、財運・人材に困窮する。

 

 

【大凶】

 

・『艮山坤向』:財運・福徳に困窮し、健康・人材の面でも苦悩する。
・『寅山申向』:財運・福徳に困窮し、健康・人材の面でも苦悩する。
・『坤山艮向』:財運・福徳に困窮し、健康・人材の面でも苦悩する。
・『申山寅向』:財運・福徳に困窮し、健康・人材の面でも苦悩する。

 

まとめ

 

今日は風水によるビル診断基準について、お伝えしました。

 

まず、建物の向きからビルの判断基準を話しました。

 

 

そして、太陽の光によるビルの第一印象はまったく変わってきます。

最後はビルの24ランクとランクの判断基準を説明しました。

 

いかがでしょうか?

 

事務所やご自宅を選ぶときに、ぜひご活用ください!

 

 

今回、開運の事例を紹介しました。実は経営をダメにする風水のNGポイントもあります。
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