帝王風水は日本の占いとの違い

大相撲の土俵の五行とは

五行によって見るものは、

色や形、時期、材質、数字などで、

それぞれのバランスが整っているかを

調べます。

 

例えば、方位で言うと、
北が水、東が木、

南が火、西が金、

中央が土になります。

色にも五行があり、

水は黒、木は青、

火は赤、金は白、

土は黄色です。

 

みなさんご存知の大相撲の土俵は、

北に黒房というように、

白、赤、青の房が五行の色に配置され、

真ん中に土俵、つまり土があります。

 

方位で五行を整え、

風水的に良い空間になっているのです。

しかも塩をまいて清めます。

行事は「ハッケヨイ!」といいますが、

この八卦は、

世の中の自然現象を象徴的に

表す記号のようなもので、

 

エネルギーは五行で表しますが、

目に見える現象は八卦という

8種類の記号で表します、

 

ハッケヨイは、

「環境が整いましたよ、

八卦が良いですよ!」

という掛け声なのです。

 

ちなみに正月にいただく

おせち料理には五行の五色が

盛り込まれるよう風習が

伝えられているはずです。

 

黒豆、金時、伊達巻、かまぼこ、など

新年に五行を取り入れて

健康な一年を過ごせるように

願っているわけです。

 

 

日本の占いとの違い

中国の風水は、易経、道教、儒教という
明確な背景がありますから、
人を導くだけの力や理論があります。

そこが日本の占いとの大きな違いです。

儒教精神のベースにあるのは

親孝行です。

 

 

子供として親に考を尽くし、
親が亡くなった時には、
できるだけ良いところに埋葬したい
というのが出発点です。

それで土地の吉凶を観るところから
始まっているのです。

私は日々、
親孝行をしたいというのが
人生の目的の一つです。

ですからこの儒教の精神には
とても惹かれました。

変な言い方ですが、
死人にとっても
生きている人にとっても、
良い環境は同じです。

親孝行の思想によって、
良い埋葬場所を統計をもとに
研究するうちに、
人間にとって良い環境がなんであるか
ということに転換していったのが
現在の風水だと思います。

 

 

中国の昔の天気予報とは?

中国が秦王朝で落ち着いた時に、
主権者は国民の食べ物の安定を
求めました。

今年は豊作かどうか、
それにはどうしても天気予報が
必要になります。

そこで研究して作られたのが
カレンダー(暦)です。

 

 

中国には数字が無かったので、
表記には十二支が使われ、
六十の干支を考えたのです。

本来干支は60年で、一回りします。
年と月と日と時間でそれぞれ
60個の干支が繰り返されていくのです。

だから60の四乗の組み合わせがあります。

 

 

こうして秦の時代から約三千年以上、
干支のサイクルが研究されてきました。

 

この干支のとこの干支が重なるときは
暑くなるとか、寒いとか。

天気予報をするうちに、
この干支の重なりの時に生まれた人は
こういう性質を持っているということも
後からわかるようになりました。

 

 

ちなみに593年に一度、
まったく同じ干支がめぐってきます。

そのために、
最低でも593年以上は
検証する必要があります。

 

法則を見つけ出し、
その法則が正しいかどうかを確かめ、
さらに精度を上げていきます。

今もなお検証し続けています。

 

 

親孝行の気持ちが芽生える
「お墓参り」

例えば、

お母様との関係が開運の課題とします。

お母様という存在の葛藤を
乗り越えなければならない人のことです。

それを乗り越えないと、
12年の周期でいつまでも必ず悩みが
付きまといます。

 

 

必ず来てしまうのです。

だから必ず超えさせてあげないといけません。

するとお墓参りに行くように
アドバイスすることもあります。

が、それは霊的な交信を
言っているわけではありません。

風水はスピリチュアルなものではなく
科学なのです。

風水では「供養」というのは
親孝行の延長だと考えます。

親の親への孝行です。

そういう意味で、
お墓参りというのは親孝行の一環で、
お参りした人の心が「孝」の精神に
変わっていくのです。

それが目的で、
お参りをすすめるのです。

お墓参りをすることで
親孝行の気持ちが高まることが
大事なのです。

「私はここにはいません」
という歌がありますが、
それでもお墓参りをすることは
気持ちの上で重要です。

お墓参りをして物事がうまく運んだら、
それは先祖の霊が何かしてくれたのではなく、
自分が「孝」の気持ちを
持てるようになったおかげで
成功したということです。

 

 

2592万のパターンがあります

風水の3000年間の膨大な統計は、
60×60×60×60×2、
つまり、2592万のパターンがあります。

60種類の干支が4つの組み合わせで
表されていろいろに変化していきます。

 

 

 

風水キャスターの役目は、
その統計の中からその人の位置を確かめ、
組み合わせを読み解き、
わかりやすくお伝えすることにあります。

 

どのように伝えるか、
これもその人の性格が統計に
表れるので、配慮します。

 

例えば私がお話したことを読み解く力の
無い人かどうかが出ます。

 

そういう人には、
噛み砕いて伝えないといけません。
正しく伝えないとまったく意味がありません。

具体的に言わないと全く分からない人、
抽象的に言ったほうがいい人、
理屈を言わないで結論だけ言ったほうが
いいひとなど様々です。

 

一対一の鑑定というのは、
このように相手の方に合わせて
伝えることができるのでよいのです。

 

そうでなければ正しく伝える
という基本がぶれます。

 

 

すべての万物のエネルギーとは?

中国風水の発祥は、
ご先祖様を良いところに
埋葬してあげたい、

という供養心がきっかけでした。

 

 

その後は、国を治める主権者が、
自分の時代を長く幸福に
続けるためには、
どこに都を起こしたらいいのか、
どこに住むのがいいのかと、
土地選びのために発達しました。

 

風水の根本は

「陰陽五行」という考え方です。

五行とは、

木と火と金と水と土、

世の中に生息する森羅万象、
すべての万物というのは、
この五種類のエネルギーから
すべて成り立っています。

 

ちなみに、気は、
伸びようとする向上心のエネルギー。

火は、燃えるような感情のエネルギー。

土は、さまざまなものを

蓄えるエネルギー。

金は、金属として凝縮されたエネルギー。

水は、性質の通り、

流れるエネルギーを表します。

風水では、
この五行すべてが整ったものを
良しとします。

ですから、土地でも住まいでも、
いかに五行が整い、
安定しているかを観ます。

 

 

風水は三千年間の検証

世の中で役に立たないものは、

千年を超えて残ることはありません。

どんなに一世を風靡しても

自然淘汰されていきます。

 

 

そんな中で、

風水は継承されて続いてきました。

それは時代においても実証され効果が

認められてきた証拠です。

寝室のあり方や、家の向きなど、

風水によって科学された答えは

違和感がなく、

無理がないということです。

生活してみたら

住みやすくてとても良かった

という土地は、

後から陰陽五行の理論に

あてはめてみると合点がいきます。

こうしたことを4千年間、

繰り返し検証してきた先人たちの

知恵が風水です。

いつでもどこでもなんにでも、

風水によって五行のうちの

足りないものを見つけ、補うことで、

より違和感なく自然で

気持ちの良い状態を整える、

それこそが風水の教えなのです。

ですから、

占いのように運命を

言い当てて喜んだり怯えたりするものではなく、

自分にとって何が足りないかを教えてくれる、

きわめて合理的で科学的なものなのです。

 

 

土地の鑑定が一番重要なこと

風水は、土地の鑑定が一番重要です。

それには羅盤を使って
周囲の地形を確認します。

真ん中が方位磁石になっていて、
鑑定する現場では
専用の三脚に立てて使います。

 

 

 

例えば、南に開けた土地に対して
「巳」の方角に険しい山が
あってはいけないとか、

土地の向きが「丑」の方角にあると、
「酉」の方角に気(道)が
流れてはいけないとか。

 

風水は、自然の山や川が、
その土地に良い働きをするかどうかを
調べていくのです。

 

土地によっては、
僅か一度の違いで極端に
吉兆の差が出てしまいます。

 

この風水羅盤を駆使できるか否かが、
風水師としての実力の差になります。

残念なことに、
風水羅盤を使いこなせない風水師が
日本には多いようです。

持ち方を見ただけで、
プロが否かは判断することができます。

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