2017年の風水ビルの特徴とは?

人間がもって生まれた運勢や能力を、生年月日と日時から判断するのが「四柱推命」です。四柱推命には暦(こよみ)が使われますが、その起源は秦の始皇帝(紀元前259年 – 紀元前210年)の時代にまで遡ります。

 

始皇帝は、国の財政安定化のため常に農作物を豊作にさせようと、天気予報の研究を推進しました。自然現象を研究させ、その法則性を見つけ出そうとしたのです。

 

まずはじめに、日の出の方角を東、日没の方角を西、北極星の方角を北、影が短くなる時間帯の太陽の方角を南とし、東西南北の四方位が定められました。

 

そこから日時計が考案され、太陽の運行と気温、湿度の関係性についての測定研究が進みました。こうして、現代でいうカレンダー、古代中国哲学の基礎となる『暦(こよみ)』が誕生したのです。

 

 

暦の基本となるのが十干・十二支・紫白星です。

 

「十干(じっかん)」とは10進法の記号となる集合のことであり、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の10の要素からなります。

 

「十二支(じゅうにし)」は12進法の記号であり、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(いのしし)からなります。こちらは年賀状などでお馴染みですね。

 

次に紫白星(しはくせい)ですが、これは9進法の記号であり、一白貪狼(いっぱくどんろう)・二黒巨門(じこくこもん)・三碧禄存(さんぺきろくぞん)・四緑文曲(しりょくもんごく)・五黄廉貞(ごおうれんてい)・六白武曲(ろっぱくぶごく)・七赤破軍(しちせきはぐん)・八白左輔(はっぱくさほ)・九紫右弼(きゅうしうひつ)です。

 

これら10進法・12進法・9進法のサイクルが、暦の基準となっています。暦の周期は1年ですので、十干は甲からスタートし10年で、十二支は子からスタートし12年で、紫白星は九紫右弼からスタートし9年で一つのサイクルが巡ることになります。

 

したがって、これら10年・12年・9年の最小公倍数である180年で3つすべてが一巡することになり、風水ではこの180年を最も大きな気のサイクルであると考えます。

 

直近ですと、180年のスタートラインだった年は西暦1864年です。そこから180年後の2043年で一つのサイクルが終わり、翌年の2044年から再び次の180年サイクルに入ります。

 

風水では、この180年間を20年×9段階に分けて「九運」と称します。九運は第一運~第三運を「上元」、第四運~第六運を「中元」、第七運~第九運を「下元」として三つに分けられます(三元)。

 

建物についていうと、第一運~第九運のどの時期につくられたものであるかで、その建物の風水的なポテンシャルを推測することができます。このポテンシャルを左右するのが「三元九運(さんげんきゅうん)」と称せられる大地の気の流れ(地運)、すなわち「龍運(りゅううん)」です。では、龍運はどのように私たちの生活に影響を及ぼすのでしょうか。

 

第一運~第九運の期間および名称、象徴される四字熟語は以下のとおりです。これらの気の流れの影響は、具体的な史実と照らし合わせると理解しやすいと思われます。たとえば第六運の「腐敗堕落」に、日本は空前のバブル景気と崩壊というまさにこの四字を象徴するような出来事を経験しました。

 

 

第一運 1864年~1883年(上元;甲子~癸未の20年)一白運 出発受難
第二運 1884年~1903年(上元;甲申~癸卯の20年)二黒運 基礎土台
第三運 1904年~1923年(上元;甲辰~癸亥の20年)三碧運 躍動発展
第四運 1924年~1943年(中元;甲子~癸未の20年)四緑運 調和交流
第五運 1944年~1963年(中元;甲子~癸未の20年)五黄運 試練災難
第六運 1964年~1983年(中元;甲子~癸未の20年)六白運 興隆盛大
第七運 1984年~2003年(下元;甲子~癸未の20年)七赤運 腐敗堕落
第八運 2004年~2023年(下元;甲子~癸未の20年)八白運 革命刷新
第九運 2024年~2043年(下元;甲子~癸未の20年)九紫運 頂点結果

 

 

風水では大地を流れる気の流れを「龍脈(りゅうみゃく)」と称し、山の尾根を伝って移動していくと考えます。龍脈の強弱は、山頂から発した気が尾根を伝わって降りてくる方向によって決定しますが、どの龍脈が活発化するのかは、以下のとおり各運ごとに変化します。

 

 

第一運:北から南に降りる龍脈が活発化します。
第二運:南西から北東に降りる龍脈が活発化します。
第三運:東から西に降りる龍脈が活発化します。
第四運:南東から北西に降りる龍脈が活発化します。
第五運の前半10年:南東から北西に降りる龍脈が活発化します。
後半10年:北西から南東に降りる龍脈が活発化します。
第六運:北西から南東に降りる龍脈が活発化します。
第七運:西から東に降りる龍脈が活発化します。
第八運:北東から南西に降りる龍脈が活発化します。
第九運:南から北に降りる龍脈が活発化します。

 

 

2017年は第八運に属するため、北東から南西に降りてくる龍脈が活発化しています。したがって、北東に高い山・山脈・山地があり、それらの尾根が降りてくる場所に位置する都市・地域が発展します。

 

第八運のスタートラインは2004年ですので、2004年以降に発展してきた都市や企業は、上記の条件を満たしている可能性が高いといえます。

 

特に企業に関しては、本社ビルがある地域の環境が重要になります。大変好調といえる企業、たとえばトヨタ自動車本社のある豊田市、ユニクロの山口市、鈴木自動車の浜松市、ヤマダ電機の高崎市、ジャパネットたかたの佐世保市などの地形を見ると、見事に風水的な好条件を満たしています。

 

ここで、第八運である2017年においてはどのような土地・建物が良いのか、詳しく解説していきたいと思います。

 

風水的評価において重要なのは、土地・建物の向いている方角です。土地ではより広く活発な道路のある方角を、建物ではデザイン的に建物の顔(正面)といえるようなものが面した方角をその向きと考えます。なお、どの方角が建物の正面なのかハッキリしない場合は、窓の面積が広い方角とします。マンションであればエントランス側よりもベランダ側です。

 

また、全面がガラス貼りのようなデザインの商業ビルなどでは、より陽射しを多く取り込める方角になります。市販の方位磁石などで、正確に度数を計っておいておくとよいでしょう。磁石で針が指す方角を磁北(じほく)と称し、これが0度にあたります。

 

最近では、特に第七運期につくられた建物に、さまざまな問題を抱えているものが目立ちます。アスベストをはじめとする公害問題や、耐震構造などの課題を抱えている建物が多い印象です。

 

これに対し「革命刷新」にあたる第八運につくられた建物は、新しい技術やシステムを採り入れたものが多くなっています。そして「頂点結果」にあたる第九運では、その四字が象徴するとおり、叡智を集めた集大成的な建物が建てられることになるでしょう。

 

このように、建物が第何運につくられたかによってその風水的ポテンシャルを推し量り、さらに最大限能力を発揮させるにはどうすれば良いのか、その具体的方法は次回に説明します。

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